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運転者/あらすじを簡単に解説!「運」のメカニズムを知ると人生が楽になる

この記事では喜多川泰さんの小説

運転者
~未来を変える過去からの使者~

を紹介します。

この記事でわかること
  • 「運転者」のあらすじ
  • 「運」とはなにか?
  • この本を読んで「グッ」ときたポイントBEST3
  • この本をおすすめする人
  • 喜多川泰さんの他作品紹介
  • この本を読んでなにが変わるのか?

この「運転者」は、SNSで

「なにかおすすめの本を教えてください」

と呼びかけしたところフォロワーさんが教えてくれた本です。

結論からいうと、めちゃくちゃ感謝しています。

ただ心を動かされただけでなく、実際生活をしていくうえで、取り入れられる考え方があったからです。

つまり本を読んで「良かった」だけではなく

実際の行動に影響をうけた本なのです。

「運転者」を読むと、あなたの行動も変わっていくでしょう。

そして運が好転してより良い生き方ができるようになるかもしれません。

自己紹介

はじめまして管理人です。

私の趣味は「読書」で週に2冊のペースで本を読んでいます。

せっかくなので、おすすめの本や映画の感想などを、アウトプットして、ブログ運営も行っています。

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目次

「運転者」あらすじを簡単に紹介

主人公は、生命保険の営業をしている男A

保険20件をまとめて解約されるところから物語は始まります。

Aはいろいろな問題をかかえていました。

  • 保険の解約のせいで、来月からの給料が激減する
  • 新規の顧客をとれそうにもない
  • 奥さんは、事前に決めていたパリ旅行を楽しみにしており、「予約はできたの?」とせっついてくる。
  • 娘は非登校で反抗期
  • 実家で一人で住む母のこと

20件の解約で放心状態のところへ、娘の学校へ話をしにいくことを忘れていたAに、奥さんから電話がなります。

急いで学校へくるように小言をいわれ、電話をきり路上でタクシーを探します。

「なんで俺ばかり、こんな目にあうんだよ」

と、つい心の声を吐露します。

そんなAの前に1台のタクシーがとまり、無意識に乗り込みます。

若いタクシーの運転手は、行き先を告げづにいるAに

「まずは娘さんの学校に急いだほうがいいのではないですか?」

と、語りかけます。

不思議な体験の始まりでした。

その運転手は

「私はあなたの、運が変わる場所へお連れするのが仕事です」

と、Aをいろいろな場所へ連れていきます。

信じることができず、不機嫌でチャンスを逃し続けるAでしたが、少しづつ『運』に対する考え方、概念を学んでいきます。

そして、不機嫌でいろいろな問題を背負っていたAが、ようやく「運転手」にありがとうと素直に感謝を伝えることができ、明るく希望に満ちた人生を歩みだしていくのです。

「運転者」を読んでグッときたポイントベスト3 ※ネタバレあり

「運転者」を読んで、グッときたポイントを3つ紹介します。

本当はもっとありますが、あえて3つにしぼりました。気になったかたに、ぜひ本を読んでほしいからです。

①常に上機嫌でいること

「プラス思考で誰よりも笑おう」

Aが勤める保険会社の社長ワキヤの机に、飾られた色紙にかいてある言葉です。

朝礼でも繰り返し伝えられます。

ワキヤは不思議と保険の契約が向こうからやってきます。

そんなワキヤに、Aは不思議な気持ちと尊敬の念をもっていました。

物語の最後で、ワキヤが数年前に乗った不思議なタクシーを思い返すシーンがあります。

ワキヤも「運転者」によって、機嫌のよい人生を手に入れた1人だったのです。

著書の中で「機嫌」という言葉が幾度とでてきます。

上機嫌、つまり笑顔でいることがとても重要だということを、繰り返し伝えます。

運が変わる瞬間、その場を感知するアンテナは機嫌が良いとMAXになり

機嫌が悪いとアンテナは働かず、運が変わる瞬間に気が付かないというのです。

「不機嫌な保険の営業マンに誰がお願いするでしょうか?」

この言葉を聞いて「はっ」としました。確かにそうですよね。

仕事だけではありません。

人間関係もまさにそうだと思い当たりました。

なぜか自然と人が集まるひとの特徴って、やっぱり明るくて機嫌が良いなのですよね。

会社の同僚、恋人との関係、親子の関係、全てにおいて「機嫌」って大事だなと改めて思いました。

だれも「不機嫌」な人に話をしたいと思わないですもんね。

「つねに機嫌よく生活する」を意識してみようと思いました。

②運は「良い・悪い」ではなく「使う・貯める」もの

運を「貯める」「使う」ものと考えるとすべて納得できるようになります。

今まで

「なんてわたしは、ついてないんだろう」

と理不尽に感じていたモヤモヤがスッキリと晴れるのです。

運は後払いのシステムなので、まずは運を「貯めない」といけません。

貯めていない人ほど、運をつかいたがる(ドキっとします)

もし、努力をして報われない結果だったとしても、「運がない」わけではなく

「運を貯めている」と思えば良いのです。

どうでしょう?この考え方って最強だと思いませんか?

だって、どんな不遇な結果になったとしても「運がたまってラッキー」と思えるからです。

③報われない努力は絶対にない

それでも、「運を貯めた!ラッキー」と思い続けて、そのまま何も良いことが起きない人もいるのではないか?

と、皆さんが思った疑問を、本のなかでAはタクシーの運転手に問います。

運転手ははっきりと

「絶対に報われます。報われない努力なんてこの世にない」

と断言します。

本の帯にも大きく書かれている言葉です。

そのメカニズムは・・・・ぜひ本を読んでほしいです。私の文章で100%伝えられる自信がありません。

しかし、もし自分の子供が「努力したって全部報われるわけじゃない」と、自暴自棄になったとしたら

その時は、そうではないことをゆっくり伝えてあげようと思います。

それが叶わないなら、この本をプレゼントしようと思っています。

「運転者」はどんな人におすすめ?

「運転者」は以下のようなひとに、ぜひ読んでほしいです。

「運転者」を読んでほしい人
  • ついてないなぁ~と日ごろから感じている人
  • 成功者と比較して、ひくつになっている人
  • 愚痴がとまらない人
  • 今の自分を好きではない人
  • まだ残りの人生、好転させたいと本気で思っている人
  • つい、怒りんぼになってしまう人
  • パートナー、子供、同僚などとよりよい人間関係を築いていきたい人

私も「自分はついてない」「あの人はいいな」なんてことを、思うようなことがありました。

「ついてない」と思ったときには「運がたまった」と考えるようにしよう。

いきなり、180度性格や考え方を変えることは難しいことですが、まずは「意識」をすることが大事かなと思っています。

そのきっかけをくれた本です。

この本を教えてくれたフォロワーさんに感謝しているので

おせっかいかもしれませんが私も、偶然このブログにたちよったあなたに、全力でおすすめしたいです。

読んでください。

「運転者」の作者/喜多川泰(きたがわ やすし)の紹介

作者 喜多川泰(きたがわ やすし) の紹介

1970年5月生まれ男性。東京生まれ、愛媛県育ちの作家。

教育者を目指し、1998年に学習塾を立ち上げました。塾生の学習意欲の向上や人生教訓を教えるため、授業の前に話をしていた。その話をまとめてみたらどうかという生徒の提案をきかっけに、執筆に至ったそうです。

そして2005年に「賢者の書」で小説家としてデビューしました。

その根本通り、喜多川泰(きたがわ やすし)さんの本は、小説というよりも自己啓発本に近い性質があるのが特徴です。

人生教訓をそのまま伝えるのではなく、迷える登場人物を導いていくストーリーにすることで、興味をもたせ、読者にその教訓を教えていいるのです。

読者が疑問をもつであろうことを、先に登場人物がきくことで、答えていく手法もあり、実にうまいやり方だと思います。

作者 喜多川泰(きたがわ やすし) の作品

喜多川泰(きたがわ やすし)さんの作品を紹介します。

喜多川泰(きたがわ やすし)さんの作品は、オーディブルで聴けるものが多いので、気になった方はぜひ試し聴きしてみてください。

\30日間無料期間あり/

無料期間中にやめれば一切お金はかかりません

オーディブルってなに?というかたは以下の記事をごらんください。

タイトルオーディブル
『賢者の書』  聴き放題
『君と会えたから…』聴き放題
『手紙屋 〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』聴き放題
『手紙屋 蛍雪篇』聴き放題
『「福」に憑かれた男』聴き放題
『上京物語』聴き放題
『心晴日和』
『「また、必ず会おう」と誰もが言った。 偶然出会った、たくさんの必然』聴き放題
『母さんのコロッケ〜懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語〜』
『スタートライン 一歩踏み出せば奇跡は起こる』聴き放題
『おいべっさんと不思議な母子』聴き放題
『ライフトラベラー 人生の旅人』
『One World みんなが誰かを幸せにしているこの世界』聴き放題
『書斎の鍵 (父が遺した「人生の奇跡」) 』
『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』聴き放題
『ソバニイルヨ』
『きみが来た場所』聴き放題
『きみを自由にする言葉 喜多川泰名言集』
『運転者 〜未来を変える過去からの使者』聴き放題
『きみを自由にする言葉 フォト名言集』
『よくがんばりました』聴き放題
『おあとがよろしいようで』
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「運転者」の口コミ

「運転者」の口コミ・評判を紹介します。

口コミや評判は、悪いのも紹介しようと思っていたのですが、ぶっちゃけ悪い口コミが見つかりませんでした。

まとめ

非現実な現代ファンタジーなのですが、人生が生きやすくなるための教訓がちりばめられている本です。

「自己啓発本」が苦手と思っているかたでも、ストーリーになっていてとても読みやすいです。

  • 運の転機は機嫌良くすごしていないと感知できない
  • 運の転機がおとずれたポイントでは特に大きなことは起こらない。その先に大きな変化が待っている
  • 報われていないわけではなく、「運を貯めた」
  • 貯めた運を使うのは、自分でなくてもOK

これって結局

いつも機嫌良く生活をし、ひとの為に自分の時間を使う。見返りを求めず「運を貯める」

こんなようなことだと思います。

でも、いきなり自己啓発本の1ページ目にでかでかと書かれてても、誰も実践しようと思わないですよね?

「聖人かよっ!」みたいな。

でもね、この本を読むと、少しでも取り入れてみようかと自然と思えるんですよね。

この本を読むと、今まで不遇に感じていたすらも、少し穏やかな気持ちで受け入れられるようになります。

そして、余裕をもってひとに優しくできるような・・

そんな不思議な本でした。

本を読みながら「私にもこんなタクシーがやってこないかな?」なんて思っていましたが

読みおえて気が付いたことがあります。

この「本」こそが自分にとっての「運転者」だということです。

「本」をきっかけに少しでも機嫌よく行動しようと決意できたからです。

いわば「運転本」ですね。

あなたにとっての運の転機が、「この記事だったら」なんてことを想像しながら締めたいと思います。

著書も良いですが、「聴く読書 オーディブル」もおすすめです。

オーディブル会員の方は、定額内で聴ける作品ですのでぜひ聴いてみてください。

オーディブル未経験のかたは、ぜひ聴く読書を試してほしいです。

すごく効率が良いインプット方法です。

私の読書はもっぱら「聴く読書オーディブル」です。

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