世の中にはたくさんの本があふれています。あふれすぎです。
てっとり早く良い本と出合いたいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は歴代の本屋大賞作品を紹介します。
本屋大賞とは、書店員の投票だけで選ばれる「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」
より読者に近い立場の書店員さんが選ぶ作品は、直木賞や芥川賞受賞作品よりも、売上部数が伸びる賞として注目されています。
本屋大賞は書店員さんの投票で決まるので親しみやすい作品が多いです。
そして評価されているだけあってやはり面白い。
これから良本をどんどん読みたいと考えているかたは、ぜひ本屋大賞ノミネート作品のなかから選んでみてはいかがでしょうか?
点数もあわせて紹介します。点数は以下のように決められています。
書店員さん主体の投票資格者が1次投票で1人3作品を投票します。上位10作品がノミネート作品となります。
2次投票ではノミネート10作品を全て読んだうえで推薦理由を記載し、3作品を順位をつけて投票。
1位=3点、2位=2点、3位=1.5点で集計され、その点数で順位が決定します。
本屋大賞 映画化作品も一目でわかる
本屋大賞は、書店員さんたちが選ぶので、読者に親しみやすく娯楽性の強い作品が好まれる傾向があります。ですので映画化や漫画化にされやすいのが特徴です。
一覧リストでは映画化になった作品も一目でわかるようにしています。
作品の紹介のところで、動画が見れるVOD(動画配信サービス)も紹介していますので、チェックしてください。
本を読んだ後、映像で観るのも新しい発見があって面白いですよ。
尚、各VODでの配信状況は2023年8月のものです。最新の配信状況は各VODサイトにてご確認ください。
本屋大賞 歴代70作品一覧リスト!2023年~2017年
2023年で第20回目をむかえた本屋大賞!
2023年~2017年までの本屋大賞ノミネート作品全て紹介します。
あなたの読みたい本が必ずみつかります。
オーディブル対象作品かどうかもあわせて紹介します。
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無料体験後は月額1,500円。いつでも退会できます。
2023 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映画化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 汝、星のごとく | 凪良ゆう | 443.5 | 聴き放題 | |
2位 | ラブカは静かに弓を持つ | 安壇美緒 | 388 | ||
3位 | 光のとこにいてね | 一穂ミチ | 337 | 聴き放題 | |
4位 | 爆弾 | 呉勝浩 | 307.5 | 聴き放題 | |
5位 | 月の立つ林で | 青山美智子 | 254.5 | 聴き放題 | |
6位 | 君のクイズ | 小川哲 | 244 | ||
7位 | 方舟 | 夕木春央 | 232 | 聴き放題 | |
8位 | 宙ごはん | 町田そのこ | 225.5 | ||
9位 | 川のほとりに立つ者は | 寺地はるな | 224.5 | 聴き放題 | |
10位 | #真相をお話しします | 結城真一郎 | 86.5 | 聴き放題 |
2022 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映画化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 同志少女よ、敵を撃て | 逢坂冬馬 | 463.5 | 聴き放題 | |
2位 | 赤と青とエスキース | 青山美智子 | 341.5 | 聴き放題 | |
3位 | スモールワールズ | 一穂ミチ | 315 | 聴き放題 | |
4位 | 正欲 | 朝井リョウ | 303.5 | 聴き放題 | |
5位 | 六人の嘘つきな大学生 | 浅倉秋成 | 252.5 | 聴き放題 | |
6位 | 夜が明ける | 西加奈子 | 211.5 | ||
7位 | 残月記 | 小田雅久仁 | 190.5 | 聴き放題 | |
8位 | 硝子の塔の殺人 | 知念実希人 | 177 | 聴き放題 | |
9位 | 黒牢城 | 米澤穂信 | 155.5 | 聴き放題 | |
10位 | 星を掬う | 町田そのこ | 137.5 |
2021 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映画化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 52ヘルツのクジラたち | 町田そのこ | 365.5 | 2024年春 | |
2位 | お探し物は図書室まで | 青山美智子 | 287.5 | ||
3位 | 犬がいた季節 | 伊吹有喜 | 286.5 | 聴き放題 | |
4位 | 逆ソクラテス | 伊坂幸太郎 | 248 | 聴き放題 | |
5位 | 自転しながら公転する | 山本文緒 | 227.5 | ||
6位 | 八月の銀の雪 | 伊与原新 | 227.5 | ||
7位 | 滅びの前のシャングリラ | 凪良ゆう | 223.5 | ||
8位 | オルタネート | 加藤シゲアキ | 169.5 | ||
9位 | 推し、燃ゆ | 宇佐見りん | 139.5 | 聴き放題 | |
10位 | この本を盗む者は | 深緑野分 | 132.5 | 聴き放題 |
2020 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映像化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 流浪の月 | 凪良ゆう | 432 | 映画 | 聴き放題 |
2位 | ライオンのおやつ | 小川糸 | 380 | ドラマ | |
3位 | 線は、僕を描く | 砥上裕將 | 327 | 映画 | 聴き放題 |
4位 | ノースライト | 横山秀夫 | 275.5 | ドラマ | |
5位 | 熱源 | 川越宗一 | 214 | 聴き放題 | |
6位 | medium 霊媒探偵城塚翡翠 | 相沢沙呼 | 198 | ドラマ | |
7位 | 夏物語 | 川上未映子 | 156 | 聴き放題 | |
8位 | ムゲンのi | 知念実希人 | 147.5 | 聴き放題 | |
9位 | 店長がバカすぎて | 早見和真 | 105.5 | 聴き放題 | |
10位 | むかしむかしあるところに、 死体がありました。 | 青柳碧人 | 91.5 | 聴き放題 |
2019 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映像化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | そして、バトンは渡された | 瀬尾まいこ | 435 | 映画化 | 聴き放題 |
2位 | ひと | 小野寺史宜 | 297.5 | ||
3位 | ベルリンは晴れているか | 深緑野分 | 282.5 | ||
4位 | 熱帯 | 森見登美彦 | 250.5 | ||
5位 | ある男 | 平野啓一郎 | 242.5 | 聴き放題 | |
6位 | さざなみのよる | 木皿泉 | 239.5 | ||
7位 | 愛なき世界 | 三浦しをん | 208.5 | ||
8位 | ひとつむぎの手 | 知念実希人 | 167.5 | ||
9位 | 火のないところに煙は | 芦沢央 | 151.5 | ||
10位 | フーガはユーガ | 伊坂幸太郎 | 136.5 | 聴き放題 |
2018 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映像化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | かがみの孤城 | 辻村深月 | 651 | アニメ映画 | |
2位 | 盤上の向日葵 | 柚月裕子 | 283.5 | ドラマ | |
3位 | 屍人荘の殺人 | 今村昌弘 | 255 | 映画 | 聴き放題 |
4位 | たゆたえども沈まず | 原田マハ | 227 | ||
5位 | AXアックス | 伊坂幸太郎 | 221.5 | 聴き放題 | |
6位 | 騙し絵の牙 | 塩田武士 | 214 | ||
7位 | 星の子 | 今村夏子 | 166 | 聴き放題 | |
8位 | 崩れる脳を抱きしめて | 知念実希人 | 162.5 | 聴き放題 | |
9位 | 百貨の魔法 | 村山早紀 | 162 | ||
10位 | キラキラ共和国 | 小川糸 | 88.5 |
2017 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映像化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 蜜蜂と遠雷 | 恩田陸 | 378.5 | 映画 | |
2位 | みかづき | 森絵都 | 331 | ||
3位 | 罪の声 | 塩田武士 | 305 | 映画 | 聴き放題 |
4位 | ツバキ文具店 | 小川糸 | 302.5 | ドラマ | |
5位 | 桜風堂ものがたり | 村山早紀 | 261 | ||
6位 | 暗幕のゲルニカ | 原田マハ | 249.5 | ||
7位 | i | 西加奈子 | 160 | ||
8位 | 夜行 | 森見登美彦 | 122.5 | ||
9位 | コンビニ人間 | 村田沙耶香 | 70.5 | 聴き放題 | |
10位 | コーヒーが冷めないうちに | 川口俊和 | 68.5 | 映画 | 聴き放題 |
本屋大賞 2023 ノミネート作品 順位発表
第20回 2023年 本屋大賞 ノミネート作品です。
2023年本屋大賞 大賞 【汝、星のごとく】
凪良ゆうさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2020年大賞『流浪の月』
◆2021年7位『滅びの前のシャングリラ』
◆2022年大賞『汝、星のごとく』
2020年「流浪の月」で本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの、2度目の大賞受賞作品です。
本屋大賞受賞作品はほぼ映画化されているので本作品の映画化もまちがいないでしょう。
映画化された「流浪の月」は日本アカデミーの優秀作品賞をとっていますので、なおさらですね。
『汝、星のごとく』のあらすじ
瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、島に転校してきた都会っ子の櫂(かい)の恋愛物語。
「親」という選ぶことのできない荷物を背負っていく2人。自然と惹かれあい恋人となる。
高校卒業とともに櫂(かい)は漫画脚本家という夢を追い島をでる。一方あきみは、不安定な親を残すことができずに、島へ残る。
遠距離恋愛を誓いながらも徐々に、2人はすれ違っていく・・
薄氷のような関係が壊れるのは時間の問題で、それはどうしようもなかった。
しかし、心の奥底でお互いを想いあう気持ちだけは決して消えることはなかった。
2023年本屋大賞 2位【ラブカは静かに弓を持つ】
『ラブカは静かに弓を持つ』あらすじ
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
【音楽】×【スパイ】小説!
2023年本屋大賞 3位【光のとこにいてね】
一穂ミチさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2022年3位『スモールワールズ』
◆2023年3位『光のとこにいてね』
2年連続本屋大賞3位となる一穂ミチさんの作品
『スモールワールズ(2022年本屋大賞3位)』が好きなかたは本作も好きなはず。
『光のとこにいてね』どんなお話?
お互いに惹かれあいながらも、運命に翻弄され出会いと別れを繰りかえす階級のちがう2人の少女の物語。
2023年本屋大賞 4位【爆弾】
- 『このミステリーがすごい! 2023年版』1位
- 『ミステリが読みたい! 2023年版』1位
これを読まねば、“旬”のミステリーは語れない。
『爆弾』どんなお話?
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
2023年本屋大賞 5位【月の立つ林で】
青山美智子さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年2位『お探し物は図書室まで』
◆2022年2位『赤と青とスキース』
◆2023年5位『月の立つ林で』
3年連続、本屋大賞にノミネートされ勢いのある作者
3年連続ノミネートで本屋大賞常連になりつつある青山美智子さんの作品
『月の立つ林で』どんなお話?
元看護士、芸人、二輪自動車整備士、女子高生、アクセサリー作家5人の短編物語
2023年本屋大賞 6位【君のクイズ】
どんなお話?
競技クイズ、クイズプレイヤーに焦点をあてた、エンターテイメント小説
2023年本屋大賞 7位【方舟】
どんなお話?
生き残るためには、犯人をみつけるしかない!タイムリミットミステリー!
2023年本屋大賞 8位【宙ごはん】
町田そのこさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年大賞『52ヘルツのクジラたち』
◆2022年10位『星を掬う』
◆2023年8位『宙ごはん』
どんなお話?
複雑な家庭環境をもつ宙(そら)ちゃんのヒューマンドラマ。料理と共に成長します。
2023年本屋大賞 9位【川のほとりに立つ者は】
どんなお話?
恋人の隠していた3冊のノート。主人公がみえていなかったものはなにか?考えさせられるお話です。
「川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない」タイトルの由来。
2023年本屋大賞 10位【#真相をお話しします】
- 「騙されて驚くためにミステリを読む」という読者への恰好の贈り物
- 「絶対に読者を騙してやろう」という凄まじい執念に恐怖すら感じた
ミステリ作家 結城真一郎さんが仕掛ける5つの罠を堪能せよ。
どんなお話?
単独した5つの短編ミステリー。
本屋大賞 2022 ノミネート作品 順位発表
2022年 本屋大賞 ノミネート作品です。
2022 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映画化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 同志少女よ、敵を撃て | 逢坂冬馬 | 463.5 | 聴き放題 | |
2位 | 赤と青とエスキース | 青山美智子 | 341.5 | 聴き放題 | |
3位 | スモールワールズ | 一穂ミチ | 315 | 聴き放題 | |
4位 | 正欲 | 朝井リョウ | 303.5 | 聴き放題 | |
5位 | 六人の嘘つきな大学生 | 浅倉秋成 | 252.5 | 聴き放題 | |
6位 | 夜が明ける | 西加奈子 | 211.5 | ||
7位 | 残月記 | 小田雅久仁 | 190.5 | 聴き放題 | |
8位 | 硝子の塔の殺人 | 知念実希人 | 177 | 聴き放題 | |
9位 | 黒牢城 | 米澤穂信 | 155.5 | 聴き放題 | |
10位 | 星を掬う | 町田そのこ | 137.5 |
2022年本屋大賞 大賞【同志少女よ、敵を撃て】
デビュー作ながら直木賞の候補にも選ばれた完成度の高い作品
早く映画化されてほしいと願う作品です(戦争ものになるのでそれなりにお金かかりそう)
どんなお話?
敵国に母親を殺され、村を焼かれた主人公セラフィマが復讐を誓い女性狙撃手として成長していく。
師と仲間達とのヒューマンドラマでもあり、史実に基づいた戦争小説でもある。
【戦争とはなにか?】を考えさせられる哲学的な部分と、【母を撃った凄腕スナイパーとの闘い】エンタメ要素とのバランスが良い。
2022年本屋大賞 2位【赤と青とエスキース】
青山美智子さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年2位『お探し物は図書室まで』
◆2022年2位『赤と青とスキース』
◆2023年5位『月の立つ林で』
3年連続、本屋大賞にノミネートされ勢いのある作者
どんなお話?
エスキースとは『下絵』のことです。名もなき画家が描いた1枚の絵画をめぐる4つの短編が、奇跡のようにつながる。仕掛けが各所に散りばめられていて、読後即読み直しまちがいなし。
テンポよく話が展開し無駄な箇所がみつからない。全ての登場人物がエピローグで繋がっていき、なぜか涙がとまりませんでした。オススメします。
2022年本屋大賞 3位【スモールワールズ】
一穂ミチさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2022年3位『スモールワールズ』
◆2023年3位『光のとこにいてね』
どんなお話?
6つの短編連作集。家族や友人、それぞれの小さな世界があり、その中でおきる予期せぬ展開に喜怒哀楽を揺さぶられます。
2022年本屋大賞 4位【正欲】
どんなお話?
学校へ行けない息子をもつ検事。誰にも理解不能できないことを共有する夫婦。影のある美男子に執着する容姿コンプレックスを持つ女子大生。関連性のない3つの物語が「特殊な性的嗜好」で結びついていく。多様性の意味を考えさせられる作品。
2022年本屋大賞 5位【六人の嘘つきな大学生】
どんなお話?
就活をテーマにしたミステリー作品。伏線回収系でスッキリです。
2022年本屋大賞 6位【夜が明ける】
西加奈子さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2006年10位『さくら』
◆2013年5位『ふくわらい』
◆2015年2位『サラバ!』
◆2017年7位『i』
◆2022年6位『夜が明ける』
西加奈子さん、5年ぶりの長編小説。5年間葛藤と戦いながら書き続けた。
どんなお話?
日本に確実にある「貧困」「虐待」「生きること自体がつらい人がいる事実」などの社会問題に真っ向から向き合った衝撃作。
2022年本屋大賞 7位【残月記】
どんなお話?
「月」を題材にした3つのファンタジーな短編集。本の名前になっている「残月記」はその1つ。
2022年本屋大賞 8位【硝子の塔の殺人】
知念実希人さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2018年8位『崩れる脳を抱きしめて』
◆2019年8位『ひとつむぎの手』
◆2020年8位『ムゲンのi』
◆2022年8位『硝子の塔の殺人』
本屋大賞じょうれん知念実希人さんのミステリー。
どんなお話?
ミステリを愛す大富豪の呼びかけで集められた、癖のあるゲストたちが13年前に起きた事件との因果を解き明かしていく王道ミステリー。
2022年本屋大賞 9位【黒牢城】
米澤穂信さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2015年7位『満願』
◆2016年6位『王とサーカス』
◆2022年9位『黒牢城』
- 『ミステリが読みたい!』2022年版1位
- 『週刊文春ミステリーベスト10』2021年版1位
- 『このミステリーがすごい!』2022年版1位
- 『本格ミステリ・ベスト10』2022年版1位
ミステリ好きなら読むべし。
どんなお話?
本能寺の変より四年前、天正六年の冬。場内でおきる難事件の謎を解く。ミステリ×歴史小説。
2022年本屋大賞 10位【星を掬(すく)う】
町田そのこさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年大賞『52ヘルツのクジラたち』
◆2022年10位『星を掬う』
◆2023年8位『宙ごはん』
2021年「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を受賞した町田そのこさんの期待作。
どんなお話?
夫から逃げる千鶴、千鶴を捨てた母・聖子。聖子を母と慕う恵真、娘に捨てられた彩子。4人の共同生活は思わぬ気づきと変化を迎え・・『すれ違う母と娘の物語』
本屋大賞 2021 ノミネート作品 順位発表
2021年 本屋大賞 ノミネート作品です。
2021 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映画化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 52ヘルツのクジラたち | 町田そのこ | 365.5 | 2024年春 | |
2位 | お探し物は図書室まで | 青山美智子 | 287.5 | ||
3位 | 犬がいた季節 | 伊吹有喜 | 286.5 | 聴き放題 | |
4位 | 逆ソクラテス | 伊坂幸太郎 | 248 | 聴き放題 | |
5位 | 自転しながら公転する | 山本文緒 | 227.5 | ||
6位 | 八月の銀の雪 | 伊与原新 | 227.5 | ||
7位 | 滅びの前のシャングリラ | 凪良ゆう | 223.5 | ||
8位 | オルタネート | 加藤シゲアキ | 169.5 | ||
9位 | 推し、燃ゆ | 宇佐見りん | 139.5 | 聴き放題 | |
10位 | この本を盗む者は | 深緑野分 | 132.5 | 聴き放題 |
2021年本屋大賞 大賞【52ヘルツのクジラたち】
町田そのこさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年大賞『52ヘルツのクジラたち』
◆2022年10位『星を掬う』
◆2023年8位『宙ごはん』
52ヘルツの鯨とは、正体不明の鯨の個体で、珍しい52ヘルツの周波数の鳴き声は仲間に気が付かれない。
どんなお話?
毒親から「虐待」「ネグレスト」を受けている少年と出会った主人公は、「聞き逃した声に対する贖罪」として少年を助けようと決意する。
2021年本屋大賞 2位【お探し物は図書室まで】
青山美智子さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2021年2位『お探し物は図書室まで』
◆2022年2位『赤と青とスキース』
◆2023年5位『月の立つ林で』
3年連続、本屋大賞にノミネートされ勢いのある作者
どんなお話?
人生に悩む人々が吸い寄せられるように訪れる不思議な図書館。探しているのは本?仕事?人生?
ちょっと不思議系のハートウォーミングな物語です。
2021年本屋大賞 3位【犬がいた季節】
どんなお話?
実在する母校、実在していた犬をモデルに、犬(コーシロー)と高校生の交わりを描いた青春小説。
2021年本屋大賞 4位【逆ソクラテス】
伊坂幸太郎さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2004年3位『アヒルと鴨のコインロッカー』
◆2004年5位『重力ピエロ』
◆2005年5位『チルドレン』
◆2006年3位『死神の精度』
◆2006年11位『魔王』
◆2007年4位『週末のフール』
◆2008年大賞『ゴールデンスランバー』
◆2009年10位『モダンタイムス』
◆2015年8位『キャプテンサンダーボルト』
◆2015年9位『アイネクライネナハトムジーク』
◆2018年5位『AX』
◆2019年10位『フーガはユーガ』
◆2021年4位『逆ソクラテス』
2004年から始まった本屋大賞に、今作で13作目のノミネート作品になる伊坂幸太郎さん。
デビュー20周年作品の本作も伊坂幸太郎ワールド全開です。
どんなお話?
小学生が主人公の5つの短編集。伏線回収ありつつ全ての話がつながっていく。
2021年本屋大賞 5位【自転しながら公転する】
自転をしながら公転をする・・そんなマルチタスクな生き方って。
どんなお話?
32歳の女性が主人公。「結婚、仕事、介護・・全部やらなきゃダメですか?」
自己啓発本ではないけど、前向きに頑張れる力がもらえます!特に女性にささる本です。
2021年本屋大賞 6位【八月の銀の雪】
どんなお話?
自然科学を小説にとりいれた5つの短編小説。それぞれの悩みがちょっとした科学のおかげで救われるといったお話。
2021年本屋大賞 7位【滅びの前のシャングリラ】
凪良ゆうさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2020年大賞『流浪の月』
◆2021年7位『滅びの前のシャングリラ』
◆2022年大賞『汝、星のごとく』
2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞後、待望の第一作。
紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2021」の第1位に選ばれています。
どんなお話?
「1か月後に地球はなくなる」
突然宣伝された人類滅亡。いつ死んでもいいと思っていた4人の登場人物の気持ちの変化。最後の時までをどう過ごすのか?
2021年本屋大賞 8位【オルタネート】
どんなお話?
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」
3人の少年少女と「オルタネート」を媒介に取り巻く人々との、青春小説。
2021年本屋大賞 9位【推し、燃ゆ】
- 第二作にして第164回芥川賞受賞作
- 2021年いちばん売れた小説
どんなお話?
主人公の生きがいは8歳年上の男性アイドル。ある日その「推し」がファンを殴って炎上する
2021年本屋大賞 10位【この本を盗む者は】
深緑野分さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2016年7位『戦場のコックたち』
◆2019年3位『ベルリンは晴れているか』
◆2021年10位『この本を盗む者は』
深緑野分さんの本屋大賞ノミネート3作品目
どんなお話?
書庫管理人の娘が主人公。ある本が盗まれ本の呪いが発動。街は物語の世界に姿を変え、主人公は元の姿に戻すため奮闘する。読書の想像力を120%刺激するファンタジー小説。
本屋大賞 2020 ノミネート作品 順位発表
2020年 本屋大賞 ノミネート作品です。
2020 | 受賞作 | 著者 | 得点 | 映像化 | オーディブル |
---|---|---|---|---|---|
大賞 | 流浪の月 | 凪良ゆう | 432 | 映画 | 聴き放題 |
2位 | ライオンのおやつ | 小川糸 | 380 | ドラマ | |
3位 | 線は、僕を描く | 砥上裕將 | 327 | 映画 | 聴き放題 |
4位 | ノースライト | 横山秀夫 | 275.5 | ドラマ | |
5位 | 熱源 | 川越宗一 | 214 | 聴き放題 | |
6位 | medium 霊媒探偵城塚翡翠 | 相沢沙呼 | 198 | ドラマ | |
7位 | 夏物語 | 川上未映子 | 156 | 聴き放題 | |
8位 | ムゲンのi | 知念実希人 | 147.5 | 聴き放題 | |
9位 | 店長がバカすぎて | 早見和真 | 105.5 | 聴き放題 | |
10位 | むかしむかしあるところに、 死体がありました。 | 青柳碧人 | 91.5 | 聴き放題 |
2020年本屋大賞 大賞【流浪の月】
凪良ゆうさんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2020年大賞『流浪の月』
◆2021年7位『滅びの前のシャングリラ』
◆2022年大賞『汝、星のごとく』
どんなお話?
女児誘拐犯として世間を騒がせたフミと同じく被害者としてデジタルタトゥーを刻まれたサラサが、15年の時をへて再会する。そこにある真実とは?
◆映画化もされています。
主な俳優
松阪桃李(フミ)
広瀬すず(サラサ)
(サラサの恋人)
『流浪の月』が観れるVOD(動画配信)サービス
2020年本屋大賞 2位【ライオンのおやつ】
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本屋大賞ノミネート作品
◆2017年4位『ツバキ文具店』
◆2018年10位『キラキラ共和国』※ツバキ文具店の続編
◆2020年2位『ライオンのおやつ』
どんなお話?
余命宣告をうけた主人公は、最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の海がみえる「ライオンの家」を選ぶ。ライオンの家では思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」がある。優しく流れる時間の中で、人生の価値を描き出す物語。
◆NHKでドラマ化されました。
主な俳優
土村 芳(雫)
竜星涼(タヒチ)
◆『ライオンのおやつ』はNHKオンデマンドで観れます
2020年本屋大賞 3位【線は、僕を描く】
『黒白の花蕾』のタイトルから現在のタイトルに改題された作品。
映画化、漫画化されています。
どんなお話?
両親を失い孤独と喪失の真っ只中だった主人公が、水墨画の美しさに触れ魅了されていく。水墨画の巨匠の内弟子となり、少しづつ成長、再生していく物語。
◆映画化もされています。
主な俳優
横浜流星
『線は、僕を描く』が観れるVOD(動画配信)サービス
2020年本屋大賞 4位【ノースライト】
横山秀夫さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2004年2位『クライマーズ・ハイ』
◆2012年2位『64(ロクヨン)』
◆2020年4位『ノースライト』
『週刊文春ミステリーベスト10』2019年版1位
◆ドラマ化されています。
主な俳優
西島秀俊
北村一輝
『ノースライト』はNHKオンデマンドで観れます。
2020年本屋大賞 5位【熱源】
- 直木賞受賞作品
2020年本屋大賞 6位【medium 霊媒探偵城塚翡翠】
- 第20回本格ミステリ大賞受賞
- 『このミステリーがすごい! 2020年版』国内編1位
- 『2020本格ミステリ・ベスト10』国内ランキング1位
- Apple Booksの「2019年ベストブック」ベストミステリー
- 「2019年SRの会ミステリーベスト10」1位
の5冠を獲得しました。
◆日本テレビ系「日曜ドラマ」でドラマ化されました。
主な俳優
清原果耶(翡翠)
瀬戸 康史(香月史郎)
『霊媒探偵城塚翡翠』が観れるVOD(動画配信)サービスはHuluだけ。
2020年本屋大賞 7位【夏物語】
2007年芥川受賞作『乳と卵』の登場人物があらたに織りなす物語。
『乳と卵』の続編になるので要チェック↓
どんなお話?
パートナーなしの出産を目指す夏子。「精子提供」で生まれ、本当の父を探す逢沢潤。新しい家族の形とは?生まれてくることとは?を問う泣き笑いの長編小説。
2020年本屋大賞 8位【ムゲンのi】
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本屋大賞ノミネート作品
◆2018年8位『崩れる脳を抱きしめて』
◆2019年8位『ひとつむぎの手』
◆2020年8位『ムゲンのi』
◆2022年8位『硝子の塔の殺人』
著者の知念実希人(ちねん みきと)さんは主に医療系ミステリーを手掛け今作も本領発揮といった感じです。
過去作『仮面病棟』は50万部以上の大ベストセラーです。
どんなお話?
眠り続ける「イレス」という奇病が突如同時に発生。主人公愛衣は「夢幻の世界」に入り込み治療を開始する。
2020年本屋大賞 9位【店長がバカすぎて】
書店員さんあるある。
2022年続編もでています。
どんなお話?
書店員さんのお仕事小説。本を愛しすぎる書店員さんのうっぷんとは?6話構成で最終話は「結局、わたしがバカすぎて」とおちゃめなオチがつきます。
2020年本屋大賞 10位【むかしむかしあるところに、死体がありました。】
シリーズとして3作あるので、ぜひチェックしてください。
- むかしむかしあるところに、死体がありました。
- むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
- むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。
世界の童話に舞台を移した『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』も大きな話題になりました。橋本環奈さん主演のネットフリックス独占ドラマはまちがないく当たるでしょう。
どんなお話?
誰もがしっている日本昔話をコメディーミステリーに仕立てました。5話構成。
本屋大賞 2019 ノミネート作品 順位発表
本屋大賞2019年のノミネート作品を紹介します。
2019年本屋大賞 大賞 【そして、バトンは渡された】
- TBS『王様のブランチ』ブランチBOOK2018 大賞受賞
- 紀伊國屋書店・キノベス!2019大賞受賞
- 2019年の「二十歳が一番読んだ小説ランキング」では3位にランクイン
どんなお話?
3人の父、2人の母、血の繋がらない親の間を「リレー」される主人公「みぃたん」。親たちがついていた命がけの嘘とは?
◆映画も大ヒットしました。
主な俳優
永野芽郁
石原さとみ
田中圭
永野芽衣ちゃんがはまり役すぎで可愛かった。原作とは大幅に変更された構成でしたが、よかったと思います。身体の水分がなくなるかと思うくらい泣きました。
『そして、バトンは渡された』が観れるのはHuluだけ!
2019年本屋大賞 2位 【ひと】
どんなお話?
両親を失い大学を中退した青年の物語。淡々と日常が描かれていて人の優しさに触れる事ができる作品。読後感が良い。
2019年本屋大賞 3位 【ベルリンは晴れているか】
深緑野分さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2016年7位『戦場のコックたち』
◆2019年3位『ベルリンは晴れているか』
◆2021年10位『この本を盗む者は』
- 2018年 第160回直木賞 候補
- 2018年 第31回このミステリーがすごい! 2位
- 2018年 第21回大藪春彦賞 候補
- 2018年 週刊文春ミステリーベスト10 3位
- 2019年 第16回本屋大賞 3位
- 2019年 第72回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門
- 2019年 第6回高校生直木賞 候補
- 2019年 第9回Twitter文学賞 1位
なんだか凄く評価されています。
どんなお話?
第二次大戦前後のベルリンが舞台。戦争歴史小説とミステリーの融合。
2019年本屋大賞 4位 【熱帯】
森見登美彦さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2007年2位『夜は短し歩けよ乙女』
◆2008年3位『有頂天家族』
◆2011年3位『ペンギン・ハイウェイ』
◆2014年9位『聖なる怠け者の冒険』
◆2017年8位『夜行』
◆2019年『熱帯』
どんなお話?
誰も最後まで読んだことがない「熱帯」という小説をめぐり、様々な人が翻弄され、謎を解くために不思議な世界を冒険する物語です。
2019年本屋大賞 5位 【ある男】
「マチネの終わりに」から2年、平野啓一郎の新たなる代表作。
どんなお話?
ある日夫は事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に夫が全くの別人だったと衝撃の事実がもたらされる。「愛したはずの夫はまったくの別人だった」
2019年本屋大賞 6位 【さざなみのよる】
どんなお話?
癌のため43歳で亡くなるナスミさんが主人公。ナスミさんとナスミさんに関わる人たちの優しくなれるお話。
2019年本屋大賞 7位 【愛なき世界】
どんなお話?
洋食屋に住み込みで働く主人公の藤丸は、配達先の木村さんに恋をする。木村さんは愛のない世界を生きる植物に全てを捧げる研究者。ちょっとおかしな人たちに囲まれた青春小説。
2019年本屋大賞 8位 【ひとつむぎの手】
知念さんといえば医療ミステリー。
知念実希人さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2018年8位『崩れる脳を抱きしめて』
◆2019年8位『ひとつむぎの手』
◆2020年8位『ムゲンのi』
◆2022年8位『硝子の塔の殺人』
どんなお話?
一流の心臓外科医をめざす主人公。3人の研修医をむかえることになり、指導にあたるがなかなか信頼をえることができない。そんなとき、教授の論文が捏造されたものだという怪文書がでまわり、その犯人捜しを命じられます。医療ミステリー。
2019年本屋大賞 9位 【火のないところに煙は】
どんなお話?
ホラーミステリー小説。短編集かとおもいきや最終話で全てがつながり「ぞわっ!」とすることまちがいなし。
2019年本屋大賞 10位 【フーガはユーガ】
伊坂幸太郎さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2004年3位『アヒルと鴨のコインロッカー』
◆2004年5位『重力ピエロ』
◆2005年5位『チルドレン』
◆2006年3位『死神の精度』
◆2006年11位『魔王』
◆2007年4位『週末のフール』
◆2008年大賞『ゴールデンスランバー』
◆2009年10位『モダンタイムス』
◆2015年8位『キャプテンサンダーボルト』
◆2015年9位『アイネクライネナハトムジーク』
◆2018年5位『AX』
◆2019年10位『フーガはユーガ』
◆2021年4位『逆ソクラテス』
どんなお話?
風我と優我という双子が主人公。2人は特殊能力があることに気が付きます。
「誕生日の日だけ2時間に1度相手の場所へ瞬間移動する」というもの。自発的には行えず2人は発動条件を検証し、この能力で何ができるか?を考えます。
本屋大賞 2018 ノミネート作品 順位発表
本屋大賞2018年のノミネート作品を紹介します。
2018年本屋大賞 大賞 【かがみの孤城】
本屋大賞歴代最高得点651点で第1位の本作
どんなお話?
学校になじめなかった7人の中学生が、オオカミの面を被った少女が治める不思議な城に集められる。「ここで出会ったことには意味がある」
◆2022年アニメ映画化もされています。
『かがみの孤城』が観られるVOD(動画配信サービス)
2018年本屋大賞 2位 【盤上の向日葵】
どんなお話?
埼玉の山中で白骨死体が発見された。遺留品は将棋の駒。プロ棋士を目指していた新米刑事が駒の行方をおって真相にせまる。将棋ミステリー。
◆『盤上の向日葵』はドラマ化されています。NHKオンデマンドで観れます。
2018年本屋大賞 3位 【屍人荘の殺人】
今村昌弘さんデビュー作にして
- 第27回鮎川哲也賞満場一致で受賞
- 「このミステリーがすごい!2018年度版」第1位
- 「週刊文春ミステリーベスト10」第1位
- 「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得、そして
- 第18回本格ミステリ大賞を受賞
国内ミステリーランキング4冠を達成
後にシリーズとして以下の2作品が発表されています。
- 魔眼の匣の殺人(2019年)←オーディブル聴き放題作品
- 兇人邸の殺人(2021年)
どんなお話?
大学のミステリー愛好会に属する主人公の葉村は、同会長の明智に振り回されるワトソン的な立場。夏合宿でおきた、おかしなシチュエーションでの連続殺人事件に巻き込まれ真相を暴いていくストーリー。
◆神木隆之介、浜辺美波、中村倫也 豪華キャストで映画化もされています。
浜辺美波さんが演じるヒルコが愛嬌があって可愛いすぎる!中村さんもいい味あったので、もっと出番が欲しかった。
◆『屍人荘の殺人』が観れるVODはこちら。
2018年本屋大賞 4位 【たゆたえども沈まず】
どんなお話?
フランスの画家ゴッホの才能を信じていた弟のテオ。テオは日本の画商林忠正や加納重吉との交流を深め「浮世絵」を兄のゴッホに引き合わせる。ゴッホ兄弟がたどる悲劇のお話。
2018年本屋大賞 5位 【AXアックス】
伊坂幸太郎さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2004年3位『アヒルと鴨のコインロッカー』
◆2004年5位『重力ピエロ』
◆2005年5位『チルドレン』
◆2006年3位『死神の精度』
◆2006年11位『魔王』
◆2007年4位『週末のフール』
◆2008年大賞『ゴールデンスランバー』
◆2009年10位『モダンタイムス』
◆2015年8位『キャプテンサンダーボルト』
◆2015年9位『アイネクライネナハトムジーク』
◆2018年5位『AX』
◆2019年10位『フーガはユーガ』
◆2021年4位『逆ソクラテス』
どんなお話?
超一流の殺し屋「兜」が、実は恐妻家で夜遅く帰るときには、そ~っと鍵をさしこんで神経をとがらせます。
まずこの設定がおもしろい。
本当は殺し屋をやめたいが、息子の進学でお金がいるのでしかたなく続けている。
あるとき仕事の依頼をうけるが、対象は友人だった。その友人も同業者でしたが、同じ事情で仕事を続けていることを知る。
家族も友人も助けたい「兜」はある決断をする。
2018年本屋大賞 6位 【騙し絵の牙】
塩田武士さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
- 2017年3位『罪の声』
- 2018年6位『騙し絵の牙』
塩田武士さんが、初めから俳優・大泉洋を主人公として想定し、出版界と大泉を4年間徹底取材した上で書き上げたのが面白い逸話。
そして大泉洋主演で映画化もされています。
どんなお話?
次期社長争いが勃発した出版社。専務により雑誌が次々と廃刊の危機に追い込まれる。
お荷物雑誌「トリニティー」も例にもれず。編集長の速水は新人編集者高野とともに、生き残りをかけた騙しあいバトルを開幕する。
笑顔の裏にある「牙」を見抜けるか。
◆「大泉洋」「松岡茉優」映画化
『騙し絵の牙』が観れるVOD
2018年本屋大賞 7位 【星の子】
どんなお話?
愛情たっぷりに育てられたちひろ。両親は小さいころ、ちひろの病気を治してしまった「怪しい宗教」を信仰している。思春期をむかえたちひろは、その宗教に疑問を抱き始める。
◆「芦田愛菜」「岡田将生」映画化されました。
『星の子』が観れるDVD
2018年本屋大賞 8位 【崩れる脳を抱きしめて】
知念実希人さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2018年8位『崩れる脳を抱きしめて』
◆2019年8位『ひとつむぎの手』
◆2020年8位『ムゲンのi』
◆2022年8位『硝子の塔の殺人』
知念実さんが仕掛ける、医療×恋愛ミステリー
どんなお話?
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。
心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。
実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?
ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を彷徨う。
そして、明かされる衝撃の真実!?
どんでん返しの伝道師が描く、
究極の恋愛×ミステリー!!
2度読み必至!
2018年本屋大賞 9位 【百貨の魔法】
どんなお話?
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける――。百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
2018年本屋大賞 10位 【キラキラ共和国】
小川糸さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2017年4位『ツバキ文具店』
◆2018年10位『キラキラ共和国』※ツバキ文具店の続編
◆2020年2位『ライオンのおやつ』
2017年4位『ツバキ文具店』の続編になります。
どんなお話?
江戸時代より続く代書屋の11代目として手紙の代書を請け負うのが主人公のポッポちゃん。前作『ツバキ文具店』で登場していたシングルファーザーの守景と結婚しているところから物語が始まります。
本屋大賞 2017 ノミネート作品 順位発表
本屋大賞2017年のノミネート作品を紹介します。
2017年本屋大賞 大賞 【蜜蜂と遠雷】
直木賞と本屋大賞のw受賞
リアリティーをもとめ徹底的な取材をおこない、書き始めるまでに実に5年の歳月がかかったそうです。
どんなお話?
国際ピアノコンクールを舞台に、主に4人の出場者にスポットをあてて、第一次予選から本選、そして結果発表までの様子が描かれている。
文字だけで音楽を題材にした小説を書ききった表現力に感嘆します。
◆「松岡茉優」「松坂桃李」で映画化されています。
『蜜蜂と遠雷』が観れるVOD
2017年本屋大賞 2位 【みかづき】
どんなお話?
学習塾業界を舞台に、昭和30年代から平成にかけて親子3世代にわたって奮闘する家族の物語を描く。
◆NHKオンデマンドでドラマ化されました。
「高橋一生」「永作博美」「桜井日奈子」「壇蜜」など
2017年本屋大賞 3位 【罪の声】
どんなお話?
1984年に起きた「グリコ・森永事件」をモチーフに執筆された物語。
妻子に恵まれ穏やかに生活をしていた主人公『曽根』。曽根はある時、父の遺品の中にカセットテープを見つけます。
再生したカセットテープの中身は、ある未解決事件で使われた、犯人が警察にあてた脅迫声明と同じものだった。そしてその声の主は、幼きときの自分自身の声だったのです。
戸惑いながらも、曽根は事件の真相に近づいていきます。
◆映画化もされています。
「小栗旬」「星野源」2大キャストの共演でも話題を集めました。
2017年本屋大賞 4位 【ツバキ文具店】
小川糸さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2017年4位『ツバキ文具店』
◆2018年10位『キラキラ共和国』※ツバキ文具店の続編
◆2020年2位『ライオンのおやつ』
どんなお話?
ポッポちゃんと呼ばれる鳩子が主人公。文具店を営みながら代筆屋として厳しく育てられた鳩子は、祖母とも幾度もぶつかった。高校生のときにはガングロ不良になったこともある。
祖母がなくなり、文具店を継いだ鳩子は、様々な人と出会い成長していく。
◆NHKでドラマ化もされています。
「多部未華子」「高橋克典」「上地雄輔」などが出演しています。
2017年本屋大賞 5位 【桜風堂ものがたり】
どんなお話?
桜風堂書店のある桜野町に続く道。そこには不思議な奇跡が起こる噂があった。
主人公月原一整を取り巻く登場人物ひとりひとりの物語が綴られた4話構成のオムニバスです。
2017年本屋大賞 6位 【暗幕のゲルニカ】
どんなお話?
パブロ・ピカソの描いた『ゲルニカ』を軸に話が進むフィクション小説です。
2017年本屋大賞 7位 【i】
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本屋大賞ノミネート作品
◆2006年10位『さくら』
◆2013年5位『ふくわらい』
◆2015年2位『サラバ!』
◆2017年7位『i』
◆2022年6位『夜が明ける』
『i(アイ)』あらすじ
アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてシリアからやってきたワイルド曽田アイ。
優しい両親のもと、豊かで安全に暮らしている。
恵まれた自身の環境を思うたび、アイは苦しさを感じる。
祖国の内戦、結婚・妊娠など様々な経験の中で、自身の存在を問いかける物語
2017年本屋大賞 8位 【夜行】
森見登美彦さんの作品がもっと読みたい
本屋大賞ノミネート作品
◆2007年2位『夜は短し歩けよ乙女』
◆2008年3位『有頂天家族』
◆2011年3位『ペンギン・ハイウェイ』
◆2014年9位『聖なる怠け者の冒険』
◆2017年8位『夜行』
◆2019年『熱帯』
公式ページで試し読みができます
どんなお話?
京都、鞍馬の火祭りの中、仲間の女性1人が姿を消した。生きてるとも死んでるとも分からないまま10年の月日がながれ、再び残された5人は火祭りの日に再開をする
2017年本屋大賞 9位 【コンビニ人間】
どんなお話?
コンビニで18年働く恵子が主人公。変わり者の恵子は社会にうまくなじむことができません。しかしコンビニで働いているときだけ「普通の人間」として振舞うことができます。
あるとき、バイト仲間だった白羽と再会し、同棲を始めます。
2017年本屋大賞 10位 【コーヒーが冷めないうちに】
『コーヒーが冷めないうちに』あらすじ
とある喫茶店。 この喫茶店の席に座ると過去にタイムトラベル出来るとの噂がある。 しかしタイムトラベルするにはいくつかの約束と条件がありそれを守らなければならない…
果たしてタイムトラベルに成功した人達の結末は一体…
◆映画化もされています。
「有村架純」さん主演