私人逮捕YouTube「ガッツch」を運営している中島さんってご存じでしょうか?
主に痴漢や盗撮などの犯罪を撲滅するために、パトロール系YouTuberとして活動しています。
犯罪の減少と抑止をかかげ、その対価としてYouTuber収益も同時に狙っている?(違っていたらごめんなさい)
本来、とても社会にとって良いことを行っているにも関わらず、なぜかSNSでは
「嫌い」「気持ち悪い」といった声が多く、炎上もしています。
本記事では、ガッツchのことや、中島さんのことをよく知らないという方に
ガッツchとは?
中島さんとは?
を紹介します。
ガッツch 中島さんが「嫌い」な理由3つ
私人逮捕という悪をこらしめる活動をしているのにも関わらずなぜか「嫌い」「気持ち悪い」といわれる理由を考察してみました。
X(旧Twitter)でも良く炎上していて、それを観ていると、なんとなく理由がみえてきました。
ガッツch 中島さんが嫌われる理由①態度が悪い
中島さんが私人逮捕を行うさい、犯人に対して高圧的に話をするのは理解できます(冤罪の可能性はいったん置いておきます)
しかし、本来協力すべき相手である、駅員さんや警察官への対応も高圧的で、お世辞にも礼節をもった言葉使いとはいえません。
【警察官にキレるガッツch○島】
— 世直し系(私人逮捕系)youtuber撲滅アカウント (@tianbei1645828) October 16, 2023
警察官から(ガッツchに)職務質問する権利がないことを問い詰められ、キレるガッツch中○。
とうとう警察官から問詰められましたね。ガッツchがしてることは権限なしの職務質問で違法です。ガッツchに絡まれたら無視して相手にせず、110番通報しましょう。 pic.twitter.com/JOOmhmgnzB
上記のポストでは、10月中旬に公開した「覚醒剤所持の疑い」がある方を確保し
警察官に「あなたにどんな権限があるの?」と詰め寄られていると内容です。
はっきりと言い返すことができず
「何がいいたいの?」の一点張りで、警察に対しても感情をぶつけてしまっています。
あくまで私人逮捕は、警察への協力をベースに動いてほしいものです。
SNSでは
「警察官になればいいじゃん」
「下手に正義感持った中学生」
などど冷ややかなコメントが相次いでいました。
やはり、誰かれかまわず噛みつくのではなく、駅員さんや警察官には礼をもって接した方が、今後の活動も行いやすいのではないでしょうか?
※11月20日追記
覚醒剤の所持の疑いで中島漣(今野容疑者)さんが逮捕されたようです。この記事の最後に追記しています。
ガッツch 中島さんが嫌われる理由②やりすぎている
私人逮捕の権限ってどこまであるのかが、一般の私たちは知りません。
チャンネル内で行っている中島さんの行動がどこまでセーフでどこまでアウトなのか、わからないのです。
だから、観る人によっては「もうこれはアウトだろ?」などと反感をかっている状況なのです。
痴漢や盗撮を行っていたとされる方を、逃がさない為に言葉で制するのは、わかりますが、身体を拘束し羽交い絞めにしている動画もあります。
もし、これが冤罪だったらと思うとゾッとします。
私人逮捕について今話題のChatGptに聞いてみたところ
私人逮捕は一般的に法執行機関や警察などの公的な機関が行う逮捕とは異なり、一般の市民が犯罪者を一時的に拘束するために行うものです。ただし、私人逮捕にはいくつかの制約があります。
- 緊急の場合のみ:私人逮捕は、緊急の状況でのみ行われるべきです。つまり、犯罪が発生し、警察の到着までに逃げられる可能性がある場合に限られます。日常の小さな問題やトラブルでは行うべきではありません。
- 犯罪の目撃:私人逮捕を行うには、犯罪が実際に行われたことを自分で目撃したり、確信が持てる証拠がある必要があります。ただし、疑いだけで逮捕することはできません。
- 最小限の力:逮捕時には最小限の力を使うべきです。つまり、犯罪者を拘束する際に過度な暴力や危険な手法を使ってはいけません。
- 直ちに警察に通報:私人逮捕を行った場合、すぐに警察に通報することが非常に重要です。警察は専門の訓練を受けた専門家であり、法的な手続きを行うことができます。
簡単に言えば、私人逮捕は緊急の状況でのみ行われ、証拠が必要で最小限の力を使う必要があります。そして、警察にできるだけ早く通報することが大切です。
↑このような返答がありました。
確かに「ガッツch」には多くのグレーゾーンがありそうですね。
ガッツch 中島さんが嫌われる理由③収益化の為にあえて炎上させている
3つ目の理由として多かったのが
「本当に犯罪撲滅が目的でより良い社会を目指しているなら、YouTubeで動画まわさなくても・・」
という声です。
結局のところ、YouTube収益を狙ってるだけでしょ?
これはそう思われてもしょうがないですし、なんなら認めちゃってもいいと思うんですよね。
良いことだけを並べるとかえって嫌悪感がでるので、収益が欲しいことを認めつつ、犯罪も減少させていきたい。
この方がまだ気持ちいい・・と思うのは私だけでしょうか?
収益に関しては「妬み」もはいってくるので、どうしても嫌われがちになります。
YouTube『ガッツch』とは?
そもそも「ガッツch」を知らないかたに少し紹介します。
痴漢、盗撮の撲滅運動をしているパトロール系YouTuber中島蓮
という自己紹介があります。
動画の内容は紹介どおり
「盗撮」「痴漢」など現行犯で私人逮捕を行う内容が主です。
2023年2月1日に最初の投稿があります。
現在2023年11月の時点でチャンネル登録数25.4万人と驚異のスピードで伸びています。
それだけ注目されているということですね。
しかし、最近では
先に紹介した「麻薬容疑の私人逮捕の動画で警察官に乱暴な態度をたとったり」
私人逮捕中に逃走した容疑者が階段から転がり落ち(さいわい巻き込み事故はなかったが)
「やりすぎでは?」「いきすぎ?」「逆に暴行罪で訴えられるのでは?」という批判的なコメントが増えてきました。
私人逮捕系YouTuber、流石に一線越えてる。
— トゥーンベリ・ゴン (@bakanihakaten35) October 28, 2023
階段から転げ落ちた人が子供やお年寄りでも巻き込んだら大事故だし、何の権限もないのに責任取れないだろ…pic.twitter.com/IHoOghWJAQ
ガッツch 中島蓮とはどんな人物?
動画内では、容疑者に全くたじろぐことなく、とにかく『度胸がある』『肝が据わっている』という印象です。
どういう人物か興味ありますよね。
YouTubeの1作目本人がみずから自己紹介をしているので、まずはごらんください。
元反社だから「肝がすわっている」ということもないのでしょうが、なんとなく納得の過去って感じです。
— コレック (@hs881416) October 25, 2023
興味がでたら、ぜひYouTubeをチェックしてみてください。
まとめ
今回は「痴漢」「盗撮」撲滅を掲げているガッツchの中島さんがなぜ
「嫌われているのか」を考察しました。
やはり、なんでも「やり方」「手順」というものが必要ということでしょう。
しかし、
正真正銘、本物の悪は「痴漢」や「盗撮」をしている人
という事を声を大にして言いたい。
SNSでのコメント欄で中島さんを非難している性別ってやはり男性が多いです。
なにがいいたいかというと
「痴漢」「盗撮」の被害者になりやすい女性や、実際に過去に被害にあった女性からすると、活動自体は応援したくなるんですよね。
だからこそ、法にのっとり、できることなら暴力的な態度(怖いのはいや)をなくして、誰からも非難されることなく、「痴漢」「盗撮」撲滅運動してもらえればと思います。
それをコンテンツにして収益を得ることは対価としておかしくないかなと、私は思います。
今後の活動もチェックしていきたいですね。
R5年11月20日 追記
11月13日に私人逮捕活動をしていた煉獄コロアキが逮捕され
私人逮捕ってどうなの?
と、騒がれていたなか
ガッツ中島さんも「麻薬所持の疑い」で逮捕されました。
捜査関係者によりますと覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された東京・新宿区の中島蓮の名前で活動する今野蓮容疑者(30)と奥村路丈容疑者(28)は今年8月、仲間と共謀し、ネット掲示板でやりとりをしていた男性に連絡し、JR新宿駅・東口の路上に覚醒剤を持って来るようそそのかした疑いがもたれています
TBS NEWSより
いまのところ、疑いのようですが、もし事実なら
私人逮捕の目的が、「閲覧数稼ぎ」「広告収益」をねらった無粋なものとなりそうです。
個人的には「痴漢」「盗撮」などを撲滅する運動家として応援したかったので残念です。
今後の報道にも注目していきたいです。