

- ノーウェイホームには過去のキャラクターがたくさんでてくるけど意味がわからない
- スパイダーマンシリーズってどういう関係?
- いつから、アイアンマンやドクターストレンジがでてくるようになったの?
- 過去作品をみたいけど、どの順番でみれば良い?
スパイダーマンシリーズはたくさんリリースされていて、いつのまにかマーベリック作品にも顔をだすようになっていたりと、いまいち関係性が理解できていないって方も多いのではないでしょうか?
今回はスパイダーマン映画の過去作品、シリーズごとの関係性をわかりやすく解説します。
スパイダーマン映画は全部で8作品(2022年)
2021年公開の「スパイダーマン ノーウェイホーム」が現在(2022年9月)の最新作で、8作品目となります。
この8作品は全て時系列でつながっているわけではありません重要
3つのシリーズに分かれています。
公開年 | 邦題 | 監督 |
2002 | スパイダーマン | サム・ライミ作品 |
2004 | スパイダーマン2 | |
2007 | スパイダーマン3 | |
2012 | アメイジング スパイダーマン | マーク・ウェブ作品 |
2014 | アメイジング スパイダーマン2 | |
2017 | ホーム・カミング | ジョン・ワッツ作品 MUC作品 |
2019 | ファー・フロム・ホーム | |
2021 | ノー・ウェイ・ホーム |
ここで重要なポイントは、それぞれのシリーズは、別世界での話ということです。
決して2代目・3代目のスパイダーマンがいるわけではなくそれぞれの世界でただ1人のスパイダーマンということ。
MUCシリーズからの概念として「マルチバース(異世界)」が登場し、『ノーウェイホーム』では大きく関わってきます。

パラレルワールドといえばわかりやすいでしょうか?
それぞれのシリーズの中では話がつながっているので、素直に公開順でみることをオススメします。
マーベリック作品にはいつから登場?
実はアメージングスパイダーマンも3部作の予定でした。2のラストでは次回に続く匂わせな感じでおわっていましたしね。
しかし、アメージングシリーズは2作で打ち切りになってしまいました。
これは興行収益が悪かったなどいろいろな理由があると思いますが、MUCへ登場させたい!ってのが1番大きな理由だったのではないかと噂されています。
かなり前から調整が進んでいたようです。
マーベル・シネマティック・ユニバースの略で、マーベルコミックを原作とした、スーパーヒーローを中心とした実写化作品群
『アイアンマン』『ハルク』『マイティーソー』『キャプテンアメリカ』『アベンジャーズ』など人気作品がたくさんある
権利など関係で裏でいろいろなやりとりがあったそうです。
実現したあとも、MUCからスパイダーマンが離脱しないといけない危機があったり、それを止めようと署名活動があったりと、権利問題に関してごちゃごちゃが続きます。
さておき
2016年にMUCとの契約がむすばれ、シビル・ウォーではゲスト出演をはたしました。
ジョン・ワッツ作品とよばれる「ホーム」シリーズでは完全にMUC作品とのコラボありきで台本がかかれ、アイアンマンのスタークを早速登場させました。
アベンジャーズの一員として、他作品にも出演。
またスパイダーマンの中にも他人気キャラが普通に登場してくるようになりました。
ぶっちゃけ、格段に面白くなりましたよね。
「ホーム」シリーズ+MUC作品含めた出演映画の公開順
ホームシリーズから、主人子ピーターの年齢が15歳と若く設定され、学園生活に焦点があてられ、学園青春ドラマ的な要素も盛り込みました。
また、前述のとおり、マーベルヒーローが絡んでくるので、豪華キャストです!
では、スパイダーマンとスパイダーマンが出演したマーベル作品を公開順で紹介します。
スパイダーマン | マーベル | |
2016 | シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | |
2007 | ホーム・カミング | |
2018 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | |
2019 | アベンジャーズ/エンドゲーム | |
2019 | ファー・フロム・ホーム | |
2021 | ノー・ウェイ・ホーム |
「ホーム」シリーズだけでも楽しめるのですが、やはり100%楽しみたいなら、上記6作品公開順で全て見てほしいと思います。

おすすめはシビルウォー!空港でのアベンジャーズ同士の団体戦はみごたえありすぎ!
最新作「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のあらすじ
ネタバレあるので、少しでも知りたくないって方は注意

あれ?過去シリーズとはつながっていない別々のお話ってことだけど、過去シリーズの敵がでてくるのはなぜ?
実は、私も公開前情報で?ってなっていたのですが、本編を見ると納得。
正体が世間に知れ渡ってしまったピーターが、ドクターストレンジ(マーベリックヒーローの1人)に「みんなの記憶からスパイダーマン正体の記憶をけしてほしい」と依頼をします。
そしてドクターストレンジは、その魔法を失敗してしまい、マルチバース(異世界)とつながってしまう!という設定なのです。
この設定により、過去シリーズででてきた歴代の敵(ヴィラン)がどんどんでてくるというわけ。
少しずるい設定ですが、控えめにいっておもしろいです。
さらにネタバレありで内容を知りたい方は↓
マルチバースとつながる設定なので、なんと歴代のスパイダーマンが登場します。権利とか?もうどうなってるのかさっぱりわかりません。
3人のスパイダーマンによる、掛け合いや共闘はみごたえあります。そしてシーズン1や、特に打ち切られたアメイジングでの、もやもやを回収もします。
恋人が死んでしまったアメイジングシリーズは、3作目でそれを乗り越えていく姿をみせるはずだったのに、終わってしまっていたので、ファンは消化不良だったはず。
それをノーウェイホームでは、MJを今度は助けることはできた!ということで報われるシーンもあります。
俳優も現在の年齢での出演になっているので、トビー・マグワイア(初代ピーター役)はまぁまぁな年齢になっていますが、貫録もでていました。
とにかくスパイダーマンファンにはたまらない作品といえます。
まとめ
複雑そうに感じるかもしれませんが、まとめてみると以外とシンプルだったのではないでしょうか?
最新作「ノーウェイホーム」には過去作品のキャラが登場するので、全て観ていた方が楽しめるのはまちがいないと思います。
しかし、いまから全部みるのはめんどくさいな~って方は、MCU作品からみるのをオススメします。
アイアンマンのトニースタークがメンター(良き指導者)となり、スーツもスターク社の科学の最先端技術を盛り込んで作ってる設定で、最高にかっこいいですよ。