
- 仮想通貨で大損したくないというか、だまされたくない
- 便利そうだというのはわかるが、いまいち怖くて手が出せていない
- どんな詐欺があるのか知っておきたい
このような悩みを解決します。
YouTube大学「近代テクノロジー」の授業
- 【仮想通貨とNFTで騙される人①】新時代の詐欺に引っかからないために知っておくべき3種の手口 2023/3/21公開
- 【仮想通貨とNFTで騙される人②】情報漏れとハッキングを防ぐ方法 2023/3/22公開
上記2つの授業をまとました。
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WEB3.0の新時代で、横行する「初心者狩り」の手口を、中田先生がわかりやすく3つにまとめて教えてくれます。

実はわたし、1つ目に紹介されるICOのパターンにまんまと引っかかった経験があります。授業の最後に実体験もノートへまとめておきます。
今回の授業は、3種類の詐欺の解説と、それらを防ぐ方法の4つのブロックに分かれています。

授業にはいっていく前にまずWeb3.0とは?をおさらいしておきます。
Web3.0とは?
改ざんが困難なブロックチェーン技術により、『個』同士での価値交換が可能になりました。この技術を活用した、仮想通貨、DAO、メタバース、NFTなどがすさまじく成長をしているところです。その総称としてWeb3.0と呼ばれています。
分散型デジタル技術ともよばれ、大型のプラットフォームが必要なくなったことにより、管理者が存在せず、全ての責任を個人がとる仕組みになったということ。
Web3.0の性質上、例えば詐欺で暗号通貨をとられたとしても、助けてくれる管理者、泣きつく場所、苦情をいうプラットフォームがないということです。
だから、絶対にだまされないようにしましょうね。
というお話です。
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儲け話
「○○が儲かるから絶対に買っておいた方がいいよ」と値段をつりあげて、仕掛け人がさっと売り抜ける手法です。
有名な手口の種類にICO詐欺があります。
ICOとは?
みなさんはIPOをご存じですか?
IPO=新規株式公開
新しく株を公開することです。当然厳しい審査をうけて合格したものしか上場することはできません。これのコイン版がICOです。
ICO=新規暗号資産公開
「株式より審査が甘い」ため、誰でも簡単に新しいコインを販売することができました(現在は審査がはいるようになったそうです)
自分で新しい暗号資産を作り、売ることができたのです。
まだよくわかっていない人をたきつけ購入をうながし、値段がついた瞬間に仕掛け人が売り抜けるという手口です。
手元に残るのは無価値の誰も聞いたことのない暗号通貨。
通称これを「電子ゴミ」と呼びます。

授業のさいごに私の実体験をおいておきます。私がもっている電子ゴミをお見せします。
実際におきたICO詐欺で有名なイカコイン事件を紹介します。
イカゲームが大流行した2020年、突如あらわれたイカコイン。
1枚1.4円でスタートしたイカコインが、1週間で32万円まであがったそうです。
もし仕掛け人が100万円で仕掛けていて、全て売り抜けていたとしたら、3200億円です。
そして32万円になった10分後に0.1円(ほぼ無価値)までさがりました。
大量にもっていた仕掛け人が売り抜けたということですね。
このイカコイン、イカゲームとは全く関係がなかったそうです。
ポンジ・スキームとは昔からある詐欺の手口です。
ポンジ・スキームとは?
「お金を預けてくれれば、高利まわりでリターンをするよ」とお金を集める
そして、実際にリターンをするのがこの手口の常套手段。
毎月、毎月、その高利での収益分がきちんと振り込まれるのです。
そして、振り込まれた方は信用度をましていき、預ける金額も多くなっていきます(欲がとまならい)
金額がでかくなったところで、音信不通になるのがポンジ・スキームの結末です。
当然元金は返ってきません。
このポンジ・スキームのICO版が2016年のビットコネクト事件
新通貨ビットコネクトをもっておくと、高利回りが期待できる(レンディング)
と煽りたて、購入をうながします。
価値をあげたところで、仕掛け人が売り抜け、ビットコレクトは無価値になりました。
もう新コインが怖いというのは、知れ渡ってきていますし、新しいコインを販売するのに規制がかかったそうです。
そこで詐欺グループが次に目をつけたのがNFTです。
「このNFTは買っておいた方がいいよ~」と価格をつり上げ、値段があがったところで売り抜けるのです。
やっていることは同じなのです。
NFTを買うときは、その価格が妥当かかどうかを見極めることが重要です。
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情報漏れで盗み取る
なにが大事な情報かわかっていない人から、こそっと聞き出しちゃいましょう
というお話です。
メタマスク(ウォレット)には
- パスワード
- 秘密鍵
- シークレットリカバリーフレーズ
があります。それぞれどんな役割があって重要度の違いはわかりますか?
大事な順番は以下のようになります。

それぞれの役割
◆パスワード
メタマスクのアプリを管理
◆秘密鍵
送金をするときに必要になるウォレットアカウントの管理
◆シークレットリカバリーフレーズ
ウォレットを復元できる「資産が復活する」最終奥義
どれも大事なのですが、ウォレットを復元するシークレットリカバリーフレーズは絶対に他人に言ってはダメです。
SNSなどのDMでシンプルに聞いてくるパターン。要するに「初心者狩り」です。
パスワードを聞いてくる他人は全員悪党です。
偽サイトへ誘導し、自らパスワードを入力してしまうパターンです。
偽サイトのクオリティーが発達し、見分けることが困難になっています。
- オープンシー(NFTを売買するプラットフォーム)
- メタマスク(ウォレット)
の偽サイトは、たくさんあるので特に注意。
情報をもらさないためにすべきこと
- リンクをふまない(アドレスを覚えて直接URLをうちこむ時代)
- 公式サイトかどうかの確認を行う必要がある
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ハッキングで奪い取る
ハッキングの技術もどんどん進化してますよ
というお話です。
ウォレットの中に買った覚えのないNFTがはいっていることがあります。
Hidden(ヒドゥン)というブロック(迷惑メールみたいなフォルダ)に、知らないNFTがあっても触ってはいけません。
HiddenのNFTを捨てるとアウト
とにかく触ってはいけない。当たり前のように防げない。
- リンクを踏んだらアウト
- 添付ファイルを開けたらアウト
このような理不尽なハッキングに対して、誰も守ってくれないのがWeb3.0の世界なのです。
強力な自由と、厳しい責任が同時に存在するのがWeb3.0の時代
では、どのように自衛していくのか?
Web3.0での自衛方法 リスクを分散しましょう
儲け話・情報もれ・ハッキングは、どれも人間の脆弱性をついています。
- 儲けたい
- 本質を理解するのがめんどくさい
- 細かいことを毎回確認するのが苦手
精神的な自衛としては「甘い話はない」という事を肝にめいじること。
物理的な自衛として「分断」と「切断」が有効です。

とにかく資産を分散して持つことで、リスクも分散しようね
というお話です。
ハードウォレットはインターネットから切断して資産をもっておこうということです、
有名なところでは【LEDGER NANO】 というものがあります。
とにかく資産を分散すること。ネットから切り離した状態でも持っておくことが重要です。
まとめ
今回の授業を聞いて、中田先生が言ったことをそのまま行うのではなく、常に自分で考えて自衛してすることが重要です。
自分で考えないと、新しい手口の詐欺がでてきた時に、引っかかってしまうからです。
便利なWeb3.0を利用しないという道はないので、どう付き合っていくかが大事ですね。

あまりにも危険が多すぎて、まだいいんじゃないか?と思ってしまう私は古い人間なのでしょうか?
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補習 実際に私が被害にあったICO詐欺
ここからは、私が実際に引っかかってしまったICO事件を紹介します。
先に言っておきますが被害にあったといっても、1万円くらいの話で、○百万とかの話ではありません。
興味があればお読みください。
2021年12月上旬のお話です。
SNSで薄い関係性のAさんがいました。この方は仮想通貨、オンラインカジノなどに精通していて、その界隈では、まぁまぁ影響力のある方だったと思います。
Aさんが12月上旬に新しいプロジェクトの話を始めました。

- 知り合いが新コインを立ち上げることになった
- 資本金はかなりある大物なので期待できる
- 少額でいいのでにぎっておけばかなり楽しめると思う
そのコインは「SHIBDG」という名前でした。
じつは「SHIB」という柴犬をモチーフとした通貨が実際にあるのです。この通貨はイーロンマスクがツイートしたことにより、価格が爆上がりした伝説のコインなのです。
2021年1年間で50万倍価格があがったのです。2万円をもっていたら100億円になったということです。
SHIBコインはドージコインを土台に作られたものです。
そして新しく作るコインのネーミングが「SHIBDG」
そうです!完全に寄せてきています。
しかし、本家のSHIBコインとは何の関係もないただの草コイン。
当然A氏は、上記の本家のSHIBコインの値上がりの話を上手にするわけです。

- SHIBコインってのは50万倍になった伝説のコインなんだよね
- 3000円でももってればなぁ~15億だったのに・・
- 今度の「SHIBDG」も、それくらい上がればいいのにな~
- 少額でももっていれば面白いよね
かなりぐらつきます。
なんなら早く買わないと・・どうやって買うの?
という思考回路になっていました。
ただ、A氏は一度も「絶対もうかる」とは言わなかったんですよね
ここがポイントです。期待はさせるけど、最後は自己責任と必ず言います。
ここからA氏はツイッターでプレゼント企画を行います。
RTしてくれたら「SHIBDG」を7777億枚プレゼントするというのです(実際の枚数は忘れたけどとにかくすごい枚数)
実際、私ももらったのです。
7777億枚ってとんでもない枚数で「え?いいの?」となりますよね?
じつはこれがすでに罠で、まだ上場もしていない草コインの価値なので、その当時のレートで50円あるかないかの価値でした。あっても100円くらい。
なぜ、わかったかというと、その後私が実際に買ったからです。
50円をもらう為に、たくさんの方がプレゼント企画に応募しました。受け取った方はまるでそれが、100万円当たったかのようにお礼を言うわけです。
「ありがとうございます。ありがとうございます」
A氏は笑いがとまらなかったのではないでしょうか?
そして、50円の価値ともしらずに、それを受け取るためにメタマスクというウォレットを作りました。
その後、どうなると思います?
やはり、このチャンスにのろうと、自分でも少し購入しようとなったのです。

欲深い自分にげんこつをしたいわ!
A氏の作戦にまんまとはまったのです。
少しでも持ってしまうと、「もっと持っておきたい」と思うものなのです。
実際私以外にも多かったと思います。
A氏はとても親切に買い方を教えてくれました。

- 国内取引所で口座をつくる(ビットフライヤーなど)
- 国外取引所で口座をつくる(バイナンス)
- 国内で暗号資産を買い、バイナンスへ送金
- バイナンスでBNBへ交換
- メタマスクへBNBを送金
- パンケーキスワップと連携
- スワッピングでSHIBDGを購入(交換)
こんなややこしいことを、本来はできる人間ではないのですが、そこは欲がからんでるのでできちゃったんですよね。
たしか12月の中旬ごろ、3000円だけ購入したのです。
その時に1000京枚くらい買えたんじゃなかったかな(うる覚えですみません)
その後もA氏からどんどん期待させる報告があります。

- SHIBDGのアンバサダーに就任した
- あるオンラインカジノでSHIBDGが使用可能になる契約ができたらしい
- SHIBDGのイメージキャラができました(と、柴犬が忍者の恰好をしたイラストが発表される)
- テレグラムで特別ページを開設したのでこっちにきてください。
- 運営から24日に大発表があるから楽しみにしてください
もうね、立て続けに、どんどんどんどん期待させる情報があふれ出てくるわけですよ。
みんな買え買えという雰囲気になっていました。
私も24日の発表の前に買っておこうと、さらに買い足ししました。
その時、3000円で買える枚数が3分の1ほどに減っていたので、すでに3倍以上の価値はもうそのときについていました。

この時、50万倍まではいかなくても、100倍でも充分、最低でも10倍くらいにはなると信じ込んでいました。かなり鼻息が荒かったと思います。
そんなこんなで、買い足しを何回かして合計15000円くらい購入しました。
24日の発表は「DGSHIB」コインのリリース発表でした。
「SHIBDG」と「DGSHIB」の2つでやっていくというのです。
もうカオスでわけがわからないながらも、「DGSHIB」も少し買ったのです。
そして、2022年1月1日
「2022年はとんでもない年になるぞ」と夢をみながらむかえた年明け。
1月1日の深夜、テレグラムがざわついているのです。
「SHIBDG」「DGSHIB」の値段が急落したのです。
運営もパニックになっていて、「今情報を集めているところなのでみなさん落ち着いてください」というアナウンス
その時は値が下がっているので、逆にまだ「買おう」という動きの方が多かった
「どんだけみんな欲が深いの?」
まさか、このまま頓挫するとは思えないくらい盛り上がっていたからです。
今思うと、この時まだ価値があったので売れば良かったです。
しかし人間の欲はおそろしく、まだ価値が戻ってくるはず、損した状態で売りたくないと思ってしまったのです。
結果、このまま価値はもどらず私のSHIBDGは無価値の電子ゴミになりました。


「SHIBDG」何枚かわかります?
30枚垓です。
億→兆→京→垓 の垓です。
これが無価値、電子ゴミです。
そして原因は、「運営が信用してた人に裏切られた」とのことなんです。
「信用してた人にもっていかれた」
そしてA氏

運営は何千万という単位でもっていかれた。1番の被害者は運営だな・・
A氏は怒っている様子もなく、運営がかわいそうというスタンス。
A氏は保証をうけて損害はないといいます。
それどころか、利確までできてる様子なのです。
「必ず儲かる」とも言っていないし「元金保証」も当然言っていません。自己責任でどうぞというスタンスだったので、どうすることもできません。
A氏はただ期待だけさせただけです。
そして運営も被害者というスタンスで、フェードアウトしていくのです。
運営のTwitterのアカウントも閉鎖されました。テレグラムも閉鎖されました。
残ったのは、モヤモヤと電子ゴミだけです。
- A氏がグルだったのか?
- 運営は本当に被害者なのか?
今となっては謎のままです。
Web3.0という概念をこのとき分かっていなかったので、全て自己責任という認識がありませんでした。
誰かが、なんとかしてくれると思っていたのでしょう。
しかし今回の授業で教えてもらったように、Web3.0の世界では、誰も助けてはくれませんし、文句をいうところがないのです。
この授業をこのときに受けていれば、詐欺にあうこともなかったと思うと残念です。

『甘い話はない』こと。『誰も責任とってくれない』ってことは身に沁みました。
みなさまが、騙されることがないよう、少しでも参考になったなら幸いです。

